目次
1. 荷物は「絶対に」載るのか
2. レンタカーの積載量はどこでわかる?
3. 積載量を断定できない2つの理由
4. 迷ったら大きいサイズを予約!
5. トランクルームの参考写真
まず覚えておきたいのは、レンタカーの予約で指定できるのは車種カテゴリーで、車両タイプではないということです。
レンタカー会社は予約時に利用者がイメージしやすいよう代表車種とその写真、荷物積載量の目安、定員、車輌設備などを提示しますが、あくまで代表車種。写真と同じ車のレンタルを約束するものではありません。
イメージ写真と一緒に「又は同等クラス」と記載されます。そのため、実際に配車されるのは写真とは別の車種だとしても、レンタカー会社が同じクラスと定める同一カテゴリーの車であれば文句は言えません。
カテゴリー毎に積載量の目安はありますが、車両によって細かな違いがあるからです。そのため「絶対に載りますよ」と約束するのが非常に難しいのが実情です。
代表車種の写真がハッチバックタイプで「配車されるのはこの車か!これならゴルフバッグも載せられるはず」と思い予約をしても、現地で配車された車はセダンで「荷物が入らない!どうしよう!」と慌てることも。
そのため海外で複数のレンタカー会社の様々な大きさのレンタカーを20年以上利用している弊社スタッフでも、当日実車を見るまで荷物が絶対に載るかどうかはわかりません。
ですが、これでは身も蓋もないので、参考までに実際にスタッフがあちこちの営業所で撮影してきたレンタカー荷物室の写真を集めてみました。これを見ていただくと確定出来ないと断言する理由がわかると思います。
レンティングカーズでは検索結果の金額部分にカーソルを置くと「乗車定員」「車の装備」などと並び、荷物掲載量の目安(下記イメージ赤枠内)」が表示されます。
この数字は積載可能な荷物の数の目安です。
エコノミーやコンパクトのような小型車は1や2、ミニバンや大型SUVは3や4と、積載可能な荷物の数も増えていきます。
荷物に関する質問で多いのは、「ミニバンに、大人4人、子供2人、チャイルドシート2台、普通の大きさのスーツケース◯個、ゴルフバッグ◯個、載りますよね?」というお問い合わせです。
最初にも書いた通り、絶対載せられるというお約束はできないのです。
その理由は2つあります。
① 実際に借りるレンタカーは当日まで分からない
レンタカーの車輌は入れ替わりが激しく、レンタカーを契約する時に代表車種と同じ車両の空車が営業所にあるとは限りません。
さらに急に車種カテゴリーが変更になることもあり、昨年はプレミアムカテゴリーの車輌が、今年はフルサイズカテゴリーになっていたりもします。
そのためレンタカーを予約する時に指定する「車種カテゴリー」からは実際に借りることになるレンタカーの車両を特定することが難しいのです。
例えばミニバンを予約する時、代表車種が「ダッジグランドキャラバン」だったとしても、実際に契約するレンタカーは同じミニバンカテゴリーに属する「トヨタシエナ」かもしれないのです。
車種カテゴリーから大まかなトランクスペースを予想することはできますが、荷物の積載エリアの形は車により異なるため「絶対載る」とお約束はできないのです。
関連ページ:あなたが予約した車はどんな車ですか?
② サイズの概念の違い
また、 ”中くらいの”や”普通の”スーツケースと聞いて思い浮かべるサイズは人により異なります。
さらに、例えば長さ70センチのバッグでも、ハードタイプスーツケースなのか、柔らかい素材の巨大ボストンバッグかでも、トランクの隙間に入れられるかどうかが変わります。
弊社スタッフが実際にレンタルした車両も、同じ車種カテゴリーでもトランクの大きさは毎回異なりました。
次の3つ写真は弊社スタッフが実際に利用した車種カテゴリー「コンパクトカー」のトランクの写真です。
スーツケース2つを入れ、スーツケースの上に紙袋を入れるスペースもありました。
スーツケースと同じ大きさの紙製のボード、リュック1つ、トートバッグも余裕で入りました。
トランク内にはスーツケースを1つ入れただけでほぼ満ぱん。隙間はあるのですが、筒状にしたポスターは曲がってしまうため入れられず後部座席に乗へ、トートバッグやリュックも後部座席に載せました。
いかがでしょうか?その時によって形状やサイズが異なるのが分かるでしょうか?
この3つはいずれもレンティングカーズで「コンパクトカー」を予約して、現地でもコンパクトカーとして配車されたレンタカーです。
ほぼ同じ大きさのスーツケース、同じコンパクトカーでも、車によってスーツケースの周りのスペースにこれだけ違いがあります。同じ車種カテゴリーであっても実際に配車される車種によってトランクスペースの大きさが全く異なることがよく分かります。
荷物がすべて積み込めるかどうか迷った時はSUVなどのトランクスペースが大きい車種カテゴリーのレンタカーをご予約ください。
特にハードタイプスーツケースはトランクに隙間があっても入れられない!となりがちです。
現地で実際に配車されたレンタカーに荷物が乗り切らない場合は、営業所に空車がある場合に限り大きな車種にアップグレードすることもできます。
しかし、レンティングカーズの予約料金は予約内容通りに契約する場合に適用されるもので一部でも変更をすると予約内容は無効*になり、アップグレード料金=変更手数料が加算されるのでご注意ください。
契約書に納得の上署名(サイン)をして利用しているなら尚更です。海外での署名(サイン)は法的効力を持ち、署名した後の異議申し立てはできません。
*オプションの保険・補償やチャイルドシート等装備品の追加は予約内容の変更に当たりません。必要に応じ、保険やオプションを現地で追加契約して安心してドライブを楽しんでください。
関連ページ:こんな時はどうする? 車の変更をすすめられた時の対処方法
弊社スタッフがハワイの3つの営業所で撮影させてもらった代表車種のトランクルームの写真を紹介します。
あくまで目安ですので載ると約束できるものではありません。予めご了承ください。
*掲載車輌は現在取り扱われていない場合があります。
*写真のスーツケースのサイズは、1つ約高70センチ×幅約40センチ×奥約30センチ前後のものです。
*荷物を載せていない車輌はレンタル準備完了車だったためトランク部分の写真のみです。
<日本出発前>
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<現地到着後>
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