目次
1.チャイルドカーシートの必要性
2.チャイルドシート・ブースターシートのルール
3.チャイルドシートの取り付け
4.チャイルドシート、インファントシートの予約方法
5.チャイルドシートをリクエストし忘れた場合の対処方法
世界中の国や地域で車にお子様が乗る場合は安全なシートの着用義務が法律で定められています。
お子様と一緒にレンタカーを利用する時、契約時に適正なシートの用意を示せない場合はレンタカーの契約自体が出来ません。
また、たとえ法律で決まっていなくてもお子様の安全のためにチャイルドシートは欠かせません。
レンタカー会社は営業所にチャイルドシート・ブースターシートを用意しています。有料オプションですが、国や地域によって細かな違いがあるチャイルドシートを日本で用意して持って行く労力とお子様の安全を考えれば安いものです。
レンティングカーズではレンタカーを予約する時にチャイルドシートの貸し出しリクエストも行えます。
レンタカーを契約する時にオプション追加をすることもできますが、レンタカー予約時の貸し出しリクエストが優先されるため、営業所が保有している数が予約時の貸し出しリクエスト数と同じであった場合、チャイルドシートを借りることはできません。
繰り返しになりますがお子様が乗る場合は安全なシートの着用義務が法律で定められています。これはレンタカーであっても、外国からの旅行客であっても、その国や地域で運転するすべての人が守らなければなりません。
チャイルドシートを着用せずにお子様を車に乗せると法律違反となってしまいます。
お子様と一緒に海外でレンタカーを利用する事が決まっている場合は、レンタカーを予約する時にチャイルドシートの貸し出しリクエストも一緒にするように心がけてください。
楽しいレンタカードライブを最後まで楽しく終わらせるために、レンタカーを利用する国や地域のルールに従って、十分な安全対策をしてください。
「レンタル代金もかかるし、日本から普段使い慣れているチャイルドシートを持っていって使っても大丈夫ですか?」といったお問い合わせを多くいただきます。
お持ちのチャイルドシート・インファントシート・ブースターシートの規格が渡航先の国や地域の規格に沿っているか、最新情報をよく確認してください。
その国や地域が定める規格以外のシートでは、シートを利用したと認められず法律違反とみなされます。お子様の体が固定されているから大丈夫!とはなりません。
また、規格外のチャイルドシートを利用している際に事故やトラブルに遭った場合、レンタカー会社の保険は適用されません。法律に違反している状態、つまり重大な過失が行われている状態なので当たり前のことですが留意してくださいね。
レンティングカーズでも人気のレンタル先のハワイをはじめとするアメリカは日本と規格が異なるため、日本で使っているチャイルドシート(R-129(i-sizs)規格)をハワイ・アメリカ旅行に持っていってそのまま使うことはできません。ハワイやアメリカの規格はFMVSSです。
「日本で使用している日本規格のチャイルドシートを持参してハワイで使える(使った)」などの話を見聞きするかもしれませんが、事故に遭った際に保険が適用されない のだと覚えておいてください。
チャイルドシート着用義務対象の年齢、体重、身長の基準は各国、州によって細かく異なるので日本出発前に、渡航先で利用できるシート規格であるかどうかを確認してくださいね。
なお、国により異なりますが、多くの国では2歳未満のお子様は後部座席に後ろ向きチャイルドシート設置が推奨されています。
後ろ向きチャイルドシートを固定する場合は後部座席設置が必須ですが、乗車人数の関係で前部座席に固定する場合は、エアバッグの解除が必要です。やむを得ず全部座席にチャイルドシートを固定しなければならない場合は、レンタカーを契約する時にエアバッグの解除方法を教えてもらっておきましょう。
チャイルドシートの設置は契約者ご自身で行います。レンタカー会社の係員がチャイルドシートを設置することはありません。これは係員が設置し、事故時に万が一チャイルドシートが外れるなどの被害が起きた場合の訴訟を避けるためです。サービスが悪いからではありません。
もしも設置方法がわからなかったり、キチンと取り付けられたか心配な場合は遠慮なくレンタカー会社の係員に聞いてください。
チャイルドシートを利用中に汚してしまわないように、チャイルドシートマットやシートに敷くカバーを持参する方も増えているそうです。
チャイルドシートは後部座席に設置する必要があります。
後部座席は最大3人掛けの車両が多いですが、チャイルドシートを設置した後は最大人数での利用はほとんどできません。
チャイルドシートを2台設置した場合、後部座席はチャイルドシートだけでいっぱいになり、大人の方が座ることはほぼ不可能です。
定員5名のセダンに大人2名+チャイルドシートが必要な年齢のお子様3名の乗車はできません。チャイルドシートを利用する時は車両のサイズに気をつけてレンタカーを予約してください。
関連ページ:
レンティングカーズではレンタカーを予約する時に、チャイルドシート・インファントシートの貸し出しリクエストをする事が出来ます。
レンタカー営業所にある在庫を優先的に確保してもらえるので、「契約日当日にレンタカー会社の契約カウンターでリクエストをしたけれど在庫なしで借りられなかった!」といったトラブルを避けるため、レンティングカーズでは予約時のチャイルドシート・インファントシートの貸し出しリクエストをおすすめしています。
【貸し出しリクエストの方法】
レンタカー契約者情報の入力欄の少し上に「特別な装備が必要ですか?」と書かれた薄いグレー色の枠があります。その枠の右側の「表示を増やす」をクリック(タップ)するとオプション装備品の貸し出しリクエストをすることができます。
お子様の体のサイズにあったベビーシート、ブースターシートの必要台数を選択してください。
なお、ここで表示された料金は1台あたりの1日のレンタル料金です。
例えば1台を10日間レンタルする場合は「表示された料金×10日分」の利用料が発生します。2台を5日間レンタルする場合は「表示された料金×5日間×2台分」の利用料が発生します。表示された料金はチャイルドシートのレンタルにかかる総額ではありません。ご注意ください。
レンタカー予約時にチャイルドシートのリクエストをうっかり忘れてしまった……そんな時の対処方法です。
予約の取り直しをおすすめいたします。
「レンティングカーズの予約変更・キャンセル方法」のページを参考に、弊社レンティングカーズ日本語サポートまでご連絡ください。
予約を変更せずに、現地のレンタカー契約カウンターでチャイルドシートの追加契約をおすすめします。
チャイルドシートは通常の時期なら在庫も十分です。
もちろん、料金が上がってもいいから安心のためにチャイルドシートの貸し出しリクエストをすることも出来ます。その場合は「レンティングカーズの予約変更・キャンセル方法」のページを参考に、弊社レンティングカーズ日本語サポートまでご連絡ください。
チャイルドシートやブースターシートは、法律があるから利用するものではありません。〇才以上だから、▲センチ以上だから使うものでもなく、お子様の身を守る為に必要なものです。
「レンタカーに乗る全員がシートベルトやチャイルドシートを装着する」のを忘れないで、安全運転を!
【参考】
JAFのサイトでは、世界のシートベルト、チャイルドシート、ブースターシートなどについてまとめられています。ぜひ一度ご覧ください。
海外のシートベルト着用・チャイルドシート使用義務:https://jaf.or.jp/common/global-support/global-traffic-rules/seatbelt
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