目次
1.レンティングカーズでガソリン満タン返しをしなくてもいいプランは?
2.ガソリン満タン返し不要オプションとは?
3.ガソリン満タン返し不要オプションをつけているのに、満タン返しを要求されたら?
4.レンタカー利用開始時にガソリンが満タンではなかったら?
5.ガソリン満タン返しをしてはいけない人の契約内容はコレ!
【ガソリン満タン返しが不要なプラン】
・充実プラン(Premium Protection)
・充実プラン+ナビ(Premium Protection+GPS)
レンタカーを返却する時にガソリンが満タンになっていなくてもいいのはこの2つのプランです。返却場所まで自走できるなら、ほとんど空っぽと言える残量で返却してもOKです。
充実プランと充実プラン+ナビ以外のレンティングカーズのプランでは、ガソリンを満タンにした状態のレンタカーを返却しなければなりません。(ガソリン満タン返し不要オプションを追加した場合は除く)
レンティングカーズの料金プランの違いは「料金プラン」でご案内しています。こちらもぜひご覧ください。
関連ページ:
◆料金プラン
レンタカー会社が定めたガソリン料金を支払う代わりに、契約者はレンタカーのガソリンを満タンにしないで返却できるオプションです。
契約書には Fuel Purchase Option(FPO)などと書かれます。
ガソリン満タン返し不要オプションを含まないプランにこのオプションを追加できるのは現地のレンタカーカウンターで契約する時だけです。レンティングカーズで予約する時に追加はできません。
レンティングカーズで予約する時点でガソリン満タン返し不要オプションをつけたい場合は「充実プラン」または「充実プラン+ナビ」を予約する必要があります。
ガソリン満タン返しオプションが料金に含まれない「最安プラン」や「お手軽プラン」で予約をしていても、帰国便が早朝・深夜でガソリンスタンドが営業しているか分からないと不安になってレンタカー契約の時にこのオプションをつける人は実際に多くいます。
オプションのガソリン代は一般的に街なかのガソリンスタンドの料金より割高なことが多いでしょう。しかし空港の近く、特に高速道路のサービスエリアなどのガソリン代はオプションよりも割高になる事があります。
レンタカーの返却先が宿泊しているホテルにある営業所ならホテルに戻る途中で給油すればいいだけですし、滞在中に周辺のガソリンスタンドの料金を比べて安い所で給油することもできます。
手間や不安を解消できる「ガソリン満タン返し不要オプション」ですが、本当に必要かどうかをしっかり見極めてからオプション追加しましょう。
では、「充実プラン」「充実プラン+ナビ」を予約したのに、レンタカー会社の現地係員にガソリンを満タンにして返却するように言われた場合はどうすればいいのでしょう?
不慣れな係員が「ガソリン満タン返し不要プランは無い。満タン返し不要にしたければオプションを追加するように」と案内してしまうことは、残念ながら実際にあるのです。
① レンティングカーズから送られてきた予約確認書・バウチャーを見せる
「充実プラン(Premium Protection)」「充実プラン+ナビ(Premium Protection + GPS)」にはガソリンオプションが含まれていることに不慣れな係員がいるために勘違いが起きている場合はこれで解決です。
ガソリンオプションを契約するように案内された場合は、「この係員は新人さんだな」と優しい気持ちで次のバウチャー画像の赤字部分を係員に見せてください。
「Fuel」の部分が、ガソリン満タン返し不要オプションが付いていることを示します。
*バウチャーデザインは予告なく変更になる場合があります。その場合でも「Fuel」は記載されるので、その部分をレンタカー会社の係員に提示してください。
係員が正しい契約書を作成したら、署名して契約終了です。Fuel料金の行にが「INCLUDED」となっていればOKです。(下の画像の赤線部分参照)
② 他の係員や責任者を呼ぶ
レンティングカーズの予約確認書・バウチャーを提示しても担当係員が理解してくれない場合は、他の係員やマネージャーなどの責任者を呼んでバウチャーを見せてください。
③ 次の方法で利用・返却する
それでも頑としてガソリン満タン返しを要求された場合は、下記A.Bのどちらかでレンタカーを利用・返却して、帰国後にレンティングカーズ日本語サポートまで契約書を添えてご連絡ください。
A:そのまま契約をして、ガソリンは減ったまま返却する
B:FPO(ガソリン満タン返し不要オプション)を付けて、ガソリンは減ったまま返却する
Bの方法で海外レンタカーを利用・返却した場合は帰国後にレンティングカーズ日本語サポートまでご連絡ください。弊社よりレンタカー会社宛にオプション代金返金の申し立てを行います。
関連ページ:
レンタカーをピックアップしていざ出発!とエンジンをつけたら、ガソリンが満タンではなかった!そんな時はすぐその場で係員に申告してください。
「充実プラン」「充実プランナビ」で契約した場合
ガソリンが満タンになっているレンタカーに変更してもらいましょう。出発の時間が少し遅くなりますが、急がば回れです。
「最安プラン」「お手軽プラン」で契約した場合
契約書に記載のガソリンレベルを確認します。レンタカーを返却する時は記載レベルまでガソリンを入れて返却してください。
<契約書の例>
ハーツHERTZ(左): 見えづらいですがStarting Level (Fuel 8/8) とあります。8/8つまり満タンで返します。
エイビスAVIS(右): Fuel at Start の絵で満タンにチェックされています。
繰り返しになりますが、レンティングカーズの「充実プラン」と「充実プランナビ」で予約したレンタカーを契約したら、ガソリン満タン返しは絶対にしないでください。
これらのプランは、レンタカー代金+保険+補償+追加運転者1名分登録料+ガソリンフルタンク1回分+税金がパッケージになったお得なプランです。(充実プラン+ナビはGPSカーナビ代もパッケージに含まれます)
パッケージプラン内の「使わなかった部分を返金」はいかなる場合でも受け付けられません。
「最安プラン」や「お手軽プラン」で予約をしてFPO(ガソリン満タン返し不要オプション)を追加契約した場合も同様に絶対に満タン返しはしないでください。
旅行を想像するとイメージしやすいかもしれません。往復の新幹線代+宿泊代+税金が含まれている旅行パッケージを購入して、「帰りは飛行機で帰って新幹線に乗らなかったから、新幹線運賃部分の代金を返金」とはなりませんよね?海外レンタカーもそれと同じです。
レンタカーにガソリンを満タンまで給油してから返却をしてしまうと、せっかくのお得なプランを契約者本人が放棄したことになります。たとえ補給した証拠だ!とガソリンのレシートを提示しても、レンタカー会社は一切返金に応じません。
ガソリン満タン返し不要オプションを含む海外レンタカーを返却する時は無理をしてガソリンを使い切る必要はありませんが、ガソリンを満タンまで給油するのは絶対にNGです!
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