【海外レンタカー保険・補償ガイド】ハワイ・アメリカ・ヨーロッパなどの保険・補償を確認しよう

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貸出日
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時刻
正午
返却日
2025-01-01
時刻
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海外レンタカー保険・補償ガイド

保険加入をおすすめする理由

ハワイ、アメリカ、ヨーロッパをはじめとする海外のレンタカー契約で最も重要な保険・補償の内容。レンタカー利用中のレンタカーの事故、破損、盗難などは契約者に責任があるため、万が一の負担を軽減・払拭するためにはレンタカー会社の保険・補償が欠かせません。



海外でのレンタカー利用に無くてはならないほど重要な保険・補償ですが、内容を理解しないまま契約書にサインしていませんか? 保険・補償で本当に大丈夫ですか?



どれだけ気をつけていても、他ドライバーが起こす事故や損傷に巻き込まれたり、車上荒らしや盗難に遭ったりする事があります。

ここではレンティングカーズの4つの料金プランに含まれている保険・補償を中心に、海外レンタカーの保険・補償をスタッフ体験談とともに詳しく説明します。自分にあった保険に加入して、安心してレンタカーを利用しましょう!

目次
1.レンティングカーズの料金プランごとの保険・補償

2.主な保険の種類、名称、補償内容

3.その他の任意保険やオプション

4.保険は惜しみなく


1.レンティングカーズの料金プランごとの保険・補償

保険と一口に言っても、

■自分の車に適用されるもの - LDWやCDW

■相手の車や物損に適用されるもの - SLI、LISなど

■相手が怪我をした場合のもの - SLI、LISなど

■自分や同乗者が怪我をした場合のもの - PAIなど

があります。

まずは自分の予約したプランに含まれる保険と含まれない保険を確認し、どんな場合に適用されるのかを知りましょう。

下はレンティングカーズの料金プランに含まれる保険・補償の表です。プランにより料金に含まれる保険・補償が違うことが分かります。

保険・補償名

保険・補償対象 最安プラン
Basic Protection
お手軽プラン
Standard Protection

充実プラン
充実プラン+ナビ
Premium Protection

自動車損害賠償保険(LP) 対人・対物 △注 △注 △注
追加自動車損害賠償保険(SL、LISなど) 対人・対物 ×
車両損害補償制度(LDW、CDWなど) レンタルした車両 〇* 〇* 〇*
搭乗者障害保険(PAI、PAPなど) 契約者や同乗者 × × 〇ハーツ/ダラー/スリフティ
×その他のレンタカー会社
所持品保険(PEC) 携行品 × × 〇ハーツ/ダラー/スリフティ
×その他のレンタカー会社

*〇:含まれる保険・補償  ×:含まれない保険・補償(現地契約可)
*保険・補償の名称はレンタカー会社により異なります。
注:2018年よりハワイおよびアメリカ本土の一部では 自動車損害賠償保険(Liability Protection|LPの取扱いがなくなりました。追加自動車損害賠償保険(SLI/LIS)に加入しない場合、対人・対物保険に非加入状態となります。必ずSLI/LISにご加入ください。(LPの取り扱いがあるエリア:メリーランド、マサチューセッツ、ミシガン、ニューヨーク、サウスカロライナ、バージニア、ウエストバージニアの各州)

海外のレンタカー会社で取り扱う様々な保険や補償の詳細、ご存知でしょうか?

「なんとなくで加入しているけど、何が補償されるの?」や「で、結局絶対必要なのってどれだろう?」と悩んだ時の参考にしてください。




2.主な保険の種類、名称、補償内容

 対人・対険保険 - 相手の車や物損への保険(強制保険)

 ◆自動車損害賠償保険 Liability Protection(LP)など

日本の自賠責保険に当たり、運転中の事故による対人・対物の賠償責任金額を補償する保険です。

レンタル契約時にアメリカの一部の州(*1)での自動加入となることから強制保険とも呼ばれます。レンタカーをハワイで借りるにしてもアメリカで借りるにしてもLPの補償金額はかなり低いため追加自動車損害賠償保険(LIS) への加入をお勧めします。自動加入対象外の州でレンタカーを借りる時も追加自動車損害賠償保険(LIS)に加入すると良いでしょう。

(*1)自動加入対象の州

・カリフォルニア

・ニューヨーク

・マサチューセッツ

・ミシガン

・サウスキャロライナ

・ヴァージニア

・ウェストヴァージニア

対人・対物保険なので、相手にけがをさせたり(対人)や、相手の車や物などを破損させたり(対物)した場合に補償されます。契約者(運転者)や同乗者の怪我やレンタルした車の破損は補償されません。補償限度額は各州の定める補償額が適用となります。

契約書には、略してLPや、Bacic Protection、 Basic Coverageなどと書かれます。


◆追加自動車損害賠償保険 Supplemental Liability Insurance(SLI)Extended Protection(EP)など

LIS、SLIなどと呼ばれます。強制保険だけでは不十分な補償限度額を引き上げる保険です。保険に加入していない相手または保険補償額が十分でない相手と事故になった場合も補償されます。

自動車損害賠償保険(LP)に 加入できないアメリカの州でもLISに加入することで対人・対物の補償を受けられます。補償額や加入料金は州により異なります。

レンティングカーズの「お手軽プラン(Standard Protection)」、「充実プラン(Premium Protection)」、「充実プラン+ナビ(Premium Protection+GPS)」はこの追加自動車損害賠償保険を含んでいます。

「最安プラン(Basic Protection)」で予約をして現地でレンタカーを契約する時に加入することもできます。現地で加入する際の料金はレンタカー会社により異なります。

当たり前のことですが契約違反時には保険適用されませんのでご注意ください。

契約違反の例:運転者登録をしていないドライバーが運転した時に遭った事故、飲酒やスピード違反など交通法規違反時、未舗装道路走行、ガソリンの入れ間違い、商業利用、危険走行、事故をレンタカー会社や警察に報告しなかった、など。


自車輌損害補償 - レンタルした車への保険

◆自車輌損害補償制度 Loss Damage Waiver(LDW)

レンタカーが「盗難」または「損害」に遭った時に自己負担を抑える保険です。

通常、レンタカーの破損は契約者が破損修復に必要な全ての経費を支払う義務を負うので、LDWに加入していない場合は請求額が高額になりがちです。

LWDはハワイ・アメリカ本土で取り扱われる保険で、ヨーロッパやオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどでは次のCDWが似た役割を持ちます。(CDWは盗難に関する補償が含まれないため、CDWの国や地域では盗難に関する補償への加入をおすすめします!)

レンティングカーズで予約したハワイ、アメリカ本土のレンタカーは、どの料金プランであってもLDWが含まれます。

当たり前のことですが契約違反時には保険適用されませんのでご注意ください。

契約違反の一例:飲酒やドラッグ下での運転など交通法違反や法律違反、天災、契約者の過失(鍵をつけたまま、窓を開けたまま)、タイヤ破損、内装品や外装品の盗難、窓ガラス破損、ドアミラー破損、車輛の下部分破損、鍵の紛失及び破損、車検証紛失、ガソリンの入れ間違い、車内の汚れや臭い


◆自車輛損害補償制度 Collision Damage Waiver(CDW)

Collisionの名前の通り、衝突などの破損の場合の支払い義務を免除するものです。盗難の場合の補償はされません。(レンタカー会社によっては別途車輌盗難をカバーする保険に加入できる場合もあります。)


この補償には、免責あり(with deductible)と免責なしwithout dedectible)の2種類あるのでご注意ください。

免責(自己負担額)ありに加入する場合は限度額がいくらなのかを必ず確認しましょう。

免責を減額する保険もあるので、それらの取り扱いがある場合は加入することを強くおすすめします。

例えば免責額がUS$500の免責あり補償に加入している時にレンタカーが破損したケースでは、修理費用がUS$1,200ならUS$500は免責として契約者の自己負担となり、残りの$700が補償されます。

通常、レンタカーの修理費は契約者負担となります。車種によりますが車輌の修理費は$600以上、高級車になると$8,000を超える事も少なくはありません。

CDWは主にヨーロッパやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドで取り扱われる保険で、ハワイ、アメリカ本土はCDWの取り扱いがなくLDWの加入となります。レンティングカーズでは4つの料金プランのすべてに自車輌損害補償制度が含まれます。免責額はレンタカー会社や営業所により細かく異なります。契約の時に注意して聞いておきましょう。

契約違反をしていた場合や、天災による破損は補償対象外です。

最近お問合せが増えているのがレンタカーでの喫煙に関する請求です。愛煙家の方や愛煙家の家族がいる方は、「レンタカーは禁煙?喫煙可?想定外の請求をされないために」で海外レンタカーでの喫煙について知ってからレンタカーを借りましょう。

関連ページ:
レンタカーは禁煙?喫煙可?想定外の請求をされないために


搭乗者保険 - 自分や同乗者の保険

◆搭乗者傷害保険 Personal Accident Insurance(PAI)など


レンタカー運転中の自動車事故による、契約者と同乗者の死亡事故、医療費、および救急車費用の保険です。運転者を含めた事故時に乗っていた全員が対象です。

レンティングカーズの料金プランでは「充実プラン」「充実プラン+ナビ」のうち一部のレンタカー会社(ハーツレンタカー、ダラーレンタカー、スリフティレンタカー)は搭乗者傷害保険を料金プラン内に含みます。任意保険なので現地でレンタカーを契約する時に加入することもできます。料金はレンタカー会社により異なります。

当たり前ですが、シートベルトをしていない、契約国指定のチャイルドシートをしていない、などの法律違反や契約書記載事項に違反した場合は無効となります。

関連ページ:
チャイルドシートについて


所持品保険 - 自分や同乗者の保険

◆所持品保険 Personal Effects Coverge(PEC)など

レンタカー利用期間中の車内の荷物の盗難、破損による損害を補償する保険です。

駐車中にトランクを壊されて中の荷物を盗まれるなど、契約者の過失ではない場合に限り補償限度額を上限として一部補償されます。補償の対象は契約者および二親等までの同居家族に限定されます。契約者の友人や会社の同僚・従業員の所持品盗難は対象外なのでご注意ください。警察に盗難届を出していない場合も対象外です。

また、現金や有価証券、書類、生鮮品など補償対象外の品目があります。

当たり前ですが、契約者の過失による鍵のかけ忘れや窓の閉め忘れ場合は無効となります。


海外ではレンタカーの車上荒らしや盗難などが日本と比べ物にならないほど頻繁に発生します。日本ほど治安の良い場所は世界ではとても少ないのです。

そのためレンタカー会社は保険の加入を勧めますが、海外旅行保険やクレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーできるケースもあります。

利用予定の海外旅行保険やクレジットカード付帯保険の補償限度額や補償対象者、加入金額と比較してみてくださいね。

レンティングカーズの料金プランでは「充実プラン」「充実プラン+ナビ」のうち一部のレンタカー会社(ハーツレンタカー、ダラーレンタカー、スリフティレンタカー)は所持品保険を料金プラン内に含みます。任意保険なので現地で契約する時に加入することもできます。


3.その他の任意保険やオプション

以下の保険やオプションは任意加入なので、料金に含まれないプランを予約しても、現地でレンタカーを契約する時に加入する事ができます。名称や取扱いの有無はレンタカー会社により異なります。

◆車輌盗難保険 Theft Protection(TP)など

車輌、鍵、車の装備品、車検証などが盗難にあった時のための保険です。

ハワイやアメリカ本土など自車輌損害補償制度に盗難が含まれるLDWに加入している場合は必要ありませんが、ヨーロッパやカナダ、オセアニアのように盗難が含まれないCDWに加入する場合は、車輌盗難保険への加入を強くおすすめします。契約者の過失がある場合は補償対象外です。

◆CDW免責ありの免責額を軽減する制度 Excess Reduciton Packageなど

車輌保険や車輌盗難保険の免責額(お客様自己負担額)を軽減または削除するものです。


レンタカーの修理費がレンタカー会社が定めた金額以下の場合は契約者がその費用を負担する義務があります。これを「免責あり」と言います。

免責額は国や地域・州により異なりますが、$500程度で済むこともあれば$8,000を超える高額なこともあるため「免責なし」または「減額」する追加補償のオプションがおすすめです。


自分がどれだけ気をつけて海外レンタカーを運転していても、他のドライバーが起こす事故に巻き込まれたり当て逃げされたりする場合があります。車輌補償には必ず加入しましょう!

◆タイヤ&ガラス保険 Tire & Wind shield Protection

フロントガラス、リアガラスなど窓ガラスが割れたりヒビが入った場合の修理費を補償するものです。

オーストラリアやニュージーランド、ヨーロッパで取り扱われることが多く、料金はレンタカー会社や営業所により異なります。



◆ロードサービスオプション Road Service、Emergency Road Serviceなど

パンクや破損でレンタカーが自走できない等の緊急事態にレッカーを呼ぶ費用は通常は全額契約者負担となります。

しかし、ロードサービスオプションに加入していれば想定外の費用を軽減することができます。日本でいうJAFのロードサービスのようなイメージですね。

保険ではないので、車輌破損時の修理費やガス欠などのガソリン代などのカバーはありません。

ロードサービスオプションに含まれる内容はレンタカー会社により異なります。

◆緊急医療保険 Emergency Sickness Protection(ESP)など

レンタカー契約(利用)期間中に事故以外で発生した契約者の医療費を限度額を上限として補償する保険です。病気治療、手術、レントゲンや救急車の費用を保証しますが、契約者が自己負担する免責金額が設定されます。

対象はレンタカー契約(利用)期間中の突発的に起きた病気の医療費のみで、持病や事故による怪我、眼科や歯科、妊婦やガン、心臓病などは対象外です。またアメリカのパスポート所持者も対象外です。

緊急医療保険は多くの海外旅行保険やクレジットカード付帯の海外旅行保険でも補償されます。レンタカー会社が提供する保険への加入が必要かどうか、利用予定の海外旅行保険やクレジットカード付帯保険の補償限度額、補償対象者、加入金額などと比較してみてくださいね。


4.保険は惜しみなく

「保険料は惜しまずに加入するべき」と、20年以上海外レンタカーのさまざまな事例を見てきたレンティングカーズスタッフは考えています。

保険をフルカバーにすると確かに高額になります。しかし、保険に守られているという安心感と、実際に保険に何度も助けられてきた経験から保険料を惜しんでもいいことがないと知っているからです。

保険に入らなかったために$20,000を超える修理費を請求されたり、人身事故の相手側の治療費を海外から何度も請求されたり、事故後1年以上が過ぎて相手側の保険会社から治療費を請求されたり、様々なケースを見てきました。

海外レンタカー契約(利用)で保険に入るべき理由は金銭面だけではありません。事故相手や保険会社とのやり取りは大きなストレスです。それが不慣れな外国語となればストレスは増え、かかる時間も長くなります。保険に加入することで貴重な時間や心の平穏セーブできるのは大きなメリットです。

せっかくの旅行が残念な思い出にならないためにも海外レンタカー契約(利用)では保険に加入して、安全、安心、楽しい海外レンタカードライブを満喫しましょう!

 

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