レンティングカーズスタッフが海外を実際にレンタカーで走ってみた!
道が狭い、駐車場も狭い、坂道が多いとドライバー泣かせが三拍子揃ったイタリアのレンタカードライブはどうなる?!
交通ルールや言語の違いなど不安…そんな方もこれを読めば勇気が湧くであろう、イタリア一人旅レンタカー体験記です。
ヨーロッパ初上陸でレンタカー。備えあれば憂いなしで、体当たりのイタリアドライブ体験。
さあ!イタリアでレンタカー!
※この記事は2018年時点の情報を元に書かれています。最新の情報とは異なる場合があります。
目次
イタリアレンタカーの予約
1.予約時期
4.保険・補償内容
出発前の準備
5.カーナビ
9.サングラス
レンタカーを利用する日程と利用する場所が「繁忙期か閑散期か」によります。
レンティングカーズスタッフがイタリアでレンタカーを借りようと思ったのは9月第2週の週末、イタリアのボローニャ空港でした。ヨーロッパ最大の繁忙期バカンスシーズンは終わっていますが、週末にあたることと、バイクのロードレース世界選手権があることで、イベント関係者や観光客がヨーロッパ中から訪れることがかんたんに想像できました。
旅行客に人気の小型車はすぐに予約で埋まってしまうことは分かりきっていて、さらに日本でオートマ車しか運転していないレンティングカーズスタッフは絶対にオートマ車を借りたい!しかしヨーロッパのレンタカーはマニュアル車がまだまだ健在で、オートマの方が少ないくらいと言う実情も把握しています。これらをふまえ、1年前にはレンタカーを予約しました。予約はもちろんレンティングカーズです!
レンタカーを予約したイタリアのボローニャ空港には、日本でもおなじみの、エイビス(AVIS)、アラモ(Alamo)、バジェット(Budget)、ハーツ(Hartz)、ダラー(Dollar)、スリフティ(Thrifty)、ヨーロッパカー(Europcar)、ナショナル(National)、エンタープライズ(Enterprise)やローカルのレンタカー会社があり、ターミナル1階の制限エリアを出ると左右にずらりと並んでいます。
ローカルレンタカー会社のなかには大手と提携していている会社もあり、エイビスとバジェットはグループ会社なので契約カウンターが1つにまとめられていました。
車種も、イタリアらしく、FIATミニ、エコノミー、コンパクト、と揃っていますが、駐車場をみるとミッドサイズ以上の車が多いです。レンティングカーズスタッフが借りたのはこの青いランボルギーニ…ではなく、右のアウディです。
イタリアは道が狭い、駐車場が狭い、坂道が多い!さらにイベントとなれば渋滞がものすごい!つまり、慣れ親しんだオートマ一択!
しかしイタリアをはじめとするヨーロッパのレンタカーはマニュアル車が多く、オートマ車は少ない上に割高です。オートマの車が必須の方はなるべく早めにレンタカーを検索して、見つけたらラッキー!とすぐに予約することをお勧めします。
ちなみに、イタリアレンタカー2回目の翌年はオートマとマニュアルのハイブリッド車、一度は乗ってみたかったFIAT500カブリオレでした!憧れのFIATもここイタリアでは国産車扱いなのだとしみじみと感じました。
ハイブリット車のFIAT500カブリオレレンタカーは、AUTOとSHIFTを自由に切り替えてられるので、高速道路や渋滞時はオートマモード、急すぎる坂道発進時はシフトモードに切り替えてドライブできました。テクノロジーの進歩はすごい!
そんな技術が詰まったハイブリット車ですが、配車時に「オートマ」と言われたことと、オートマ指定の予約だったこと、ハイブリット車の存在を知らず、レンタカーを借りてから2日程は「高速道路を走るとエンジン音が大きくなるし、アクセル重いし、スピードでないけど、FIATは小さいからなぁ」とシフトモードで3速のまま走っていたレンティングカーズスタッフでした。壊れなくてよかった…。
イタリアに行く方、配車時にはお気を付けください。
日本でも保険は入れる最大限の保険・補償額に入る派なので、もちろんイタリアでもレンタカー会社が用意しているすべての保険・補償にしました。
契約時は契約書に記載されていることをしっかり確認して署名します。といいながら、1年目はガソリンオプションが加わっていたのを見逃して、返却時に真面目に満タン返しをしてしまいました・・・もったいなかった・・・。
ガソリン満タン返し不要プランはとっても便利ですが、長期間、長距離走行の場合は給油タイミングが分からないもので、ガソリンを満タンにしたあとにほとんど減らないまま返却となり、なぜだか損をしたような気持ちで返却したこともあります。
そのため2年目はガソリン満タン返しを含まないお手軽プラン(Standard Protection)をレンティングカーズで予約して、契約時にガソリンオプションをつけるかどうかを迷っていました。
そうしたら、レンタカー会社のスタッフがアドバイスをくれました。
それは「ガソリンオプション込で契約書を作っても、返却時に自分で満タンにして返却スタッフに申告すればガソリンオプション分は請求しないことが出来る。そうしたら?」というもの。
え?!そんな事ができるの?!あまりにも悩むレンティングカーズスタッフをあしらうために適当なことを言っていない?とビクビクしながらも、本当ならこれからイタリアでレンタカーを借りるお客様のためになる!と思い、契約時はガソリン買取(ガソリン満タン返し不要)オプションを付けて契約しました。
※レンタカー会社のサービスは予告なく変更になる場合があります。ガソリンオプションを後から取り除くことができるか、契約書に署名をする前に必ずスタッフに確認してください。
→どうなったか気になる方はコチラ・・◆返却編
こうしてレンタカー利用の1年前には、ゆずれないポイントであるサイズ、保険・補償、オートマを満たすレンタカーの予約を完了!
初ヨーロッパ、初イタリアレンタカーをすると決めてから、「女性、1人旅、イタリア、レンタカー」の情報をインターネットで情報を探しましたが、ない・・・本当にない・・・これは私がパイオニアとなるってことね!と役に立つ情報をかき集めたレンティングカーズスタッフが、出発までに用意したのがこれです。
こちらのGARMINナビ(もちろん右側)。買ったものはアメリカマップ版だったので、これにイタリアマップをインストール(インストール完了までの紆余曲折は別の機会に!)。
GARMINを選んだ最大の理由は音声を日本語に切り替えられること!一人旅でも友達が出来たようで異国でも安心、という気持ちもありますが、日本語に切り替えられる最大のメリットはナビの案内を聞き取ることに集中しなくて良いことにあります。おかげで安全運転に集中できます!ナビを無視して行きたい方向にわが道を行くレンティングカーズスタッフにも、根気強く案内を繰り返してくれるナビお姉さんのおかげで、初めての場所でも目的地にたどり着けます。
あらかじめ日本で目的地のアドレスか座標を調べて入力してGARMINに登録しておくと、初めての場所にもきちんと到着できました。ものすごい田舎道を通って町の中心街のパーキングへもきちんと誘導してくれます。
ただ、一方通行が変更になった交差点があったので、マップ自体のアップデートも必要ですね。
ナビについている吸盤式のマウントはつける場所も選ぶし、すぐに粘着力が失われ何度も使えません。そこでクチコミ評判の良いマウント(上の写真の黒いマウント)を買いました。ちょっとの急ブレーキではずれないでしっかりとダッシュボードに鎮座し続けてくれます。
固定式ではないので好きな場所において、写真のように少し斜めになっていてもずれません。駐車中はさっとはずして隠したり、いい感じの重さなので運転で凝り固まった肩にのせたりすることもできます。本当に本当におすすめ!
日本でレンタル。スマートフォンとこれがあれば、調べ物も日本国内の人たちとの通話もアプリで可能です。ホテルなどの無料Wi-Fiはつながりにくい時があるので個人的にあって良かったアイテムです。イタリアのサーキットから日本の友達や家族に実況中継もできました。
今は空港で旅行者向けSIMカードを買うことができますが、動画を送ったり、見たりすることが多い時はデータ通信量無制限プランがあるレンタルWi-Fiが便利です。
車内のシガーソケットは一つなので、ナビに利用するとスマホが充電できません。そこで、モバイルバッテリー!運転中は、モバイルバッテリーはスマホにつなげて充電。
一日中イベント会場(レンティングカーズスタッフの場合はバイクのロードレース世界選手権会場となるサーキット)から日本の友人や同僚に実況中継するとスマホバッテリーの減りが早いので日中の充電でも大活躍しました。
モバイル充電器までは必要ない場合、車内で充電できればいいならシガーソケット自体が2口以上のシガーソケットとUSB両方の分配器を利用する、という方法もあります。これなら、ナビもスマホも両方同時に充電できますね。
ドライブに欠かせないのがサングラス。運転中だけでなく、観光中もまぶしい光よけに必須です。特に夏のヨーロッパでは必須!目が紫外線を浴びすぎると痒くなったり涙が止まらなくなることもあるので、きちんと試着してぴったり合うサイズを買いましょう。
レンティングカーズスタッフは持って行ったお気に入りのサングラスをサーキットのどこかで無くしてしまい、帰り道のスーパーマーケットで急きょ買い足しました。さっと試着して適当に選んだせいか、骨格の違いのせいか、運転していると鼻で止まらずずり落ちてきました。眩しさはちゃんと防いでくれましたが最後まで気になって仕方がなかったので、きちんとサイズの合ったものを用意してくださいね。
こうして、ドライブ中に必要な準備も完了しました。
次回はイタリアでレンタカー契約編です。
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