目次
1.角島大橋 山口
2.佐田の沈下橋 高知
3.大鳴門橋 徳島
4.江島大橋 島根>
5.古宇利大橋 沖縄
日本中をドライブしているとあちこちで通行しているはずの橋ですが、実は橋やダムなどの高い場所から見る水が苦手です。いつか吸い込まれるのではないかと怖れています。特に吊り橋のような徒歩移動の場合は鬼門です。
それなのに、しかし、けれども、旅行先にあると訪れます。吸い寄せられるように・・・
わざわざ山道を10分以上歩いて行った徳島のかずら橋は、橋の全貌を見た瞬間Uターンして帰宅しました。
映画「戦場にかける橋」の舞台となったタイのクウェー川鉄橋に行った時は、ほぼ目を閉じるか薄目状態で歩く私の左右の手を仲間達に繋いでもらったまま渡り切りました。景色は見ていません。
そんな最弱レンティングカーズスタッフでも、車やバイクで一気に渡り切れる場合は俄然強気になり、旅行先で数々の絶景橋を走行しています。今まで走った橋の中から、絞りに絞っておすすめベスト5を選んでみました!
山口県豊北町の離島、角島に架かる全長1,780メートルの無料で走行できる角島大橋。
CMや旅行サイト、雑誌やテレビなど色々な場所で紹介されている日本屈指の絶景橋の一つで、名前は聞いたことがなくても、コバルトブルーの海に真っすぐに架かる橋を見たことがある方もいるでしょう。
「死ぬまでに行きたい世界の絶景」で堂々3位に輝いた角島大橋を目指し東京から自走して行ってきました。
萩方面から県道275号を走り、角島への丁字路で左折した瞬間目の前に“あの”見たことがある角島大橋がまっすぐに伸びています。
信号を曲がったら、前方の島に向かって橋がどーん!です。遮るものがない。
橋は片側一車線なので、自分のすぐ左側に海、右側にも海!濃い青い色の美しい海!
あまりの爽快さと美しさに、何度も走りながらキョロキョロしてしまうので、真っすぐ前を見るのが難しいほどです。 (わき見運転していない人はいない・・はず)
手前は透明、沖に行くにつれてコバルトブルーが濃くなっているのがわかります。 海の青と空の青がつながっていて、爽快そのもの!
ゆっくり見たいなぁ、どこかでとめられる場所はないかなぁと思いながら走っていると、途中に駐停車出来るスペースがあったので停車。 同じような車やバイクがやってきては写真撮影をしていきます。
実際に自分が橋の真ん中に立ってみると、角島へは橋がゆるーくカーブしていて真っすぐではなかったのが意外でした。
記念にGPSを作動させて自分のいるポイントを記しました。
角島に渡ったら、コバルトブルーアイスをどうぞ。
萩方面から: 下関方面から:中国自動車道下関ICから国道191号線―275号を北上、約70分。
この景色往復で二回も楽しめるんですよ!
高知県を流れる全長約196キロの四万十川。
その美しさで、日本最後の清流と呼ばれています。
その四万十川にかかる沈下橋は、文字通り川が増水すると沈下する設計になっていて、橋には必ずあるはずの欄干がありません。
台風の通り道でもあり大雨になることも多い四万十川流域に架かる数々の沈下橋は、自然と調和し地域の人々と共生しています。
四万十川流域だけでも40,010 ではなく48か所もある沈下橋。車も通行可能なコンクリート製のしっかりした橋から、木造のバイク程度しか通れなさそうな橋までさまざまです。
中でも一番有名なのが、四万十川で最も下流に架かる沈下橋最長約291メートルを誇る「佐田の沈下橋」で、観光客でにぎわっていることが多いでしょう。
国道沿いに無料の駐車場があるのでそこに止めて徒歩で渡ることもできます。
橋の道幅は実際は4.2メートルあるそうですが、感覚的には車一台分ギリギリ。
ちょっとでもハンドルを切ると反対側のタイヤが端から川に落ちるのでは?!という感覚になってしまうのは、橋の欄干が無いから!!!
橋のど真ん中を走っているはずなのに、右側からも左側からも引きずり込まれてしまいそうな感覚になります。
抵抗を無くすためとはわかっていても、誰だよこんな設計したのは!と問いただしたくなります。
「今 もしも前から対向車が来たって私は絶対何が何でもバックはしませんから!来るならそっちがバックする覚悟で来いよ!」と強気モードのくせに心臓ドキドキです。
「目線の方向に進む法則」を思い出し、真っすぐ、ひたすら真っすぐ前を見て走りました。
( この写真はお借りしました)
こんなの、勝てる自信ゼロ。
( この写真はお借りしました)
徒歩でも、欄干がないだけで落ちる恐怖があります。
( この写真はお借りしました)
住民方のプロフェッショナルドライビングスキルに感動です。
四万十市内から:国道441号で約10分 駐車場無料
沈下橋は教習所の練習でも使われるらしい・・・え?
全長1629メートル。淡路島と徳島を結ぶ吊り橋です。
淡路島方面から神戸淡路鳴門自動車道を通り徳島方面へ向かう大鳴門橋のわずか45メートル下には、かの有名な「なるとのうず潮」が渦巻いています。
これは直径約20メートル、大潮時は時速20キロとも言われる世界でも最大級の大きさを誇り、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並ぶ「世界三大潮流」の一つです。
( この写真はお借りしました)
淡路島方面から高速で向かうと吊り橋を吊っている部分が見えるのですが、これが妙に怖い。
( この写真はお借りしました)
というのも、橋を走行しながら「今まさに橋の下が渦巻いている?」と想像してしまうためです。
なんだか足元がゾワゾワムズムズします・・・
そのくせ、せっかくの迫力のうず潮を間近で見たくなったので、徳島に上陸して高速を降りました。
ネットで検索して見つけたうずしおを間近で見られるという、遊覧船乗り場へ。予約も必要なくチケットも購入でき、お土産を見ていたらすぐに出発時刻になり船に乗り込みました。
ラッキーなことに大潮でかなり期待できる時間帯!
しかも船がわざわざ渦潮のすぐ近くまで接近していきます。見えていないけれど、船の頭の方は渦の中に突っ込んでいるんじゃ?と思うほどの迫力でした。
無茶な!?吸い込まれたらどうしてくれる!と心の中でこっそり船長さんの力量を疑う私。
せめて自分だけでも助かりたい・・
( この写真はお借りしました)
次こそ吸い込まれてしまうかも!と、一生懸命、船の床をぎゅーっと踏ん張って抑え、船が渦潮の方に行かないようにするのに必死でした。←なんと無駄な抵抗
私の必死の抵抗を知らないので、余計なことサービス精神旺盛な船長さんは、ときおり船を停留させ様子を見、渦が発生するとその渦をめがけて船を進めてくれたのでした。
徳島 鳴門北ICから約5分
渦潮の中から生還できるのか知りたいなら
島根県松江市と鳥取県境港市をつなぐのが全長1,446メートルの江島大橋。
片側一車線の一見普通のどこにでもある橋ですが、横から見ると驚きの姿をしています。
( この写真はお借りしました)
最も高い部分から水面までが約45メートルという急傾斜のため、通称「べた踏み坂」とも呼ばれています。
( この写真はお借りしました)
写真で見ると「これはのぼるなんて無理でしょ?」と思いますが、実際走行中だと、どんどん近づいてくる坂にひるんでいる場合ではありません。先に進むしかありません。
ひたすら、「今ここで渋滞にはまりませんように。渋滞になっても私だけは進む。すり抜ける。」と勝手な覚悟を決めてアクセルを。
周りを見まわす余裕も消え、ひたすら祈る&走る数秒間を乗り越え、あっという間に橋のてっぺんに到達したら俄然強気モードになって、遮るものがない360°のパノラマの景色を楽しみました。
米子インターから車で約45分
アクセルをどのくらい奥まで踏み込むか試したいなら
美しいエメラルドグリーンの海の上を約2キロに渡ってはしる沖縄本島と古宇利島をつなぐ橋です。
( この写真はお借りしました)
この絶景もインターネットやテレビ、雑誌で何度も取り上げられていて一度は走ってみたいと思ってやってきました!
古宇利島に向かう時は橋がやや登り坂なので、まるで青い空にむかって一直線に突っ込んでいきそうな感覚になります。
( この写真はお借りしました)
ひたすら青い空とひたすら青い海が遠くでつながっていて、青いトンネルの中を走る気分でした。
橋を渡ったらそのままUターンはもったいない! ビーチに下りてみましょう。
白い砂浜と透明な海を素通りはできません。
ビーチに実際に足をつけて遊びましょう。
砂の上を歩くので、荷物になったとしても濡れてもいい歩きやすいサンダル持参をおすすめします。
砂がとってもサラサラで、体重でつるっつるっって滑ります。
また、人気スポットのティーヌ浜に行くことをお忘れなく。
ここには「ハート岩」と呼ばれるハートの形に見える岩があり人気の観光スポットになっています。
嵐ファンならCMでご存知でしょうね(有料駐車場あり)
( この写真はお借りしました)
許田インターから約45分
わき見運転要注意
レンタカーで日本全国自由に移動!
島国の日本ならではの橋を走ろう!
次の旅はレンタカーで!
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