目次
1. レンタカー会社のルールは?
2. レンタカーでタバコを吸ったらどうなるの?
3. 検査はいつされるの?請求されるかどうかはいつわかるの?
4. クリーニング費用を請求されないために
公共の場所での喫煙に厳しい海外では、たとえ自家用車であっても喫煙の可否が法律で定められています。
車内喫煙について、例えばアメリカでは一定の年齢以下の子供が同乗している場合は法律で禁止されています。
では、大人だけならレンタカー内でも喫煙して大丈夫!!と思った愛煙家のあなたは、必ずこの続きを読んでください。
さもないと、楽しい旅行に楽しくない予定外の出費が待ち受けています。
自家用車と違い大勢の人が利用するレンタカーの車内で喫煙が可能かどうかは、各レンタカー会社の利用条件によります。
レンティングカーズでも予約できる海外の主なレンタカー会社のルールでは、すべての地域で全車種禁煙となっています。
禁止されているのは紙巻きタバコに限らず、葉巻や電子タバコなどすべてのタバコ類が禁止対象です。
この事はレンタカーを契約する時にもしっかり説明され、契約書には違反した場合の違反金も記載されます。分かりやすくレンタカー内に禁煙ステッカーが貼られている場合もあるでしょう。
しかし、レンタカー契約時に禁煙だと説明されなかったり、契約書に記載がなかったり、禁煙ステッカーが車内に貼られていない場合もあります。
全地域・全車種禁煙を覚えておけば世界中のどこでレンタカーを借りても安心です。
どんな場合でもレンタカーでタバコを吸ってはいけません。
次の3つの内、1つでも該当する場合、レンタカー会社は契約者に車内クリーニング料金を請求します。
① レンタカー内に喫煙の跡(ニオイ、灰、吸い殻、燃え跡などいずれか1つでも)を認めた場合
② 喫煙を目撃した場合
③ 第三者から、喫煙目撃の報告を受けた場合
レンタカーのクリーニング料金には最長24時間の休車損害費用(レンタカー会社が該当車輌を使って営業できない期間の営業補償)も含むため、数百ドル以上の思っているよりも高額な請求が届きます。
気をつけたいのはタバコのニオイだけでもクリーニング料金請求の対象になることです。
レンタカーの車内で吸っていなくても、車外や他の場所で喫煙して衣服や持ち物に染みついたタバコの臭いが車内に残っているとクリーニング料金が請求されます。 レンタカー車内のニオイもチェックされるので愛煙家の方は気をつけましょう。
たとえ送風口に消臭スプレーをしてもタバコの臭いは取り除けません。タバコの臭いがレンタカー車内から完全に消え去るには数週間かかります。
車両補償(CDWやLDW)が適用されるのは、車体のドア、ボンネット、後部ドアなどペイントされた部分とバンパーの修理費です。タイヤやガラス、車の下、トランスミッション、車内インテリアの破損や修理には適用されないので、タバコのニオイは言うまでもなく補償対象外です。
「車内でタバコを吸えるなら数百ドルなんて安い!」と思う太っ腹な方もいるかもしれませんが、レンタカー車内での喫煙・車内へのニオイ移りは契約違反なので絶対に吸わないようにしましょう。
検査のタイミングは主に2回あります。
1:レンタカー返却時
最も一般的なのはレンタカーを営業所のスタッフに返却する時です。
係員が車外、車内をくまなくチェックします。その際に「レンタカーでタバコを吸ったらどうなるの?」の3つのチェックポイントをチェックして喫煙の痕跡が認められた場合はその場で言われます。
◆関連ページ:海外レンタカー返却ガイド ー 追加請求されないためのポイント教えます!
2:営業所責任者による最終チェック時
契約者がレンタカーを返却した後に、訓練を受けた係員がレンタカーの最終返却チェックをしています。返却時に見つからなかった傷やヘコミなどの修理費用が後から請求されるのはこのためです。
返却時に何も見つからなかった場合でも最終返却チェック時に訓練を受けた係員が喫煙の痕跡を認めた場合は、後日、レンタカー会社から追加請求が届きます。
営業時間外の返却やスタッフの確認を受けないでレンタカーを置いて去った場合、混雑などで係員が確認を出来なかった場合も、最終返却チェックで痕跡が見つかった場合は、後日、追加請求が届きます。
専門訓練を受けたスタッフはタバコ類の臭いの違いも嗅ぎ分けます。スタッフが見落としていても、次のレンタカー利用者がタバコ類の臭いを指摘してそれが認められた場合は直前の契約者にクリーニング料金が請求されることになります。
● 契約時にできること
レンタカーのピックアップ時に車内からタバコのニオイや異臭がした場合は、そのレンタカーにはそのまま乗らないでください。必ずレンタカー会社の係員に申し出てレンタカーの交換をしてもらいましょう。
● レンタル中にできること
レンタカーの中はもちろん、車の近くでも吸わないこと。他の場所で喫煙した場合は、髪や服に移った臭いが車内に残らないように消臭スプレーを使うなど十分に気をつけてください。
以上、海外レンタカー中の喫煙についてでした。
喫煙しない人はタバコ類の臭いにとても敏感です。非喫煙者の同行者がいる場合は、レンタカーの車内に臭いがついていないか確認してもらいましょう。
<日本出発前>
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