目次
1.「貸せない」理由
①契約条件は満たしていますか?
②必要書類はすべて提示しましたか?
③提示書類に不備はありませんか?
①正しい予約番号が伝わっていない
②配車ミスのレンタカー会社側の原因を「予約がない」と誤説明する
3.「車がない」理由
①予約カテゴリーの空車が無い
②本当に空車がない
4.「未払い」理由
①係員の理解不足・勘違い
5.解決方法まとめ
長いフライトを終え、さあレンタカーを契約して楽しい海外旅行の始まり♪とわくわく気分で契約カウンターへ行ったのに、「車がない」「予約がない」などと言われたら。考えたくはありませんが、実際に起こり得ることなのです。
普段なら冷静に抗議できることでも海外ではとっさの対応が出来なくなってしまう・・・
お客様からお聞きした実例と、理由や原因、解決方法です。
「今ハワイの営業所にいるが車を貸してくれない。きちんと予約したのに。何とかして。」とお客様からご連絡をいただきました。事情をお伺いすると「レンタカー会社の係員が『貸せない』」と言っている」とのこと。
原因を探るため、まずハワイのレンタカー契約で必要な書類3点をご提示いただいたかどうかをお伺いしました。
①契約者名義の日本の運転免許証(※日本国外で発行された免許証不可、国際運転免許証のみ不可)
②契約者名義の物理クレジットカード(※バーチャルクレジットカード、デビットカード不可)
③レンティングカーズの予約確認書・プリペイドバウチャー
1点ずつ確認していただいたところ、「クレジットカードの名義が同行者」だったことが判明。書類不備が原因でした。
ハワイに限らず海外のレンタカー契約には契約者名義のクレジットカードの提示が必須です。
また、海外レンタカーは契約者=運転者でなければなりません。そのため契約では契約者=運転者名義のクレジットカードの提示が求められます。家族名義や同行者名義など、運転者ご本人とは異なる名義のでは契約できませんのでご注意くださいね。契約者=運転者名義であればクレジットカード会社が発行する家族カードでも大丈夫ですが、デビットカードやバーチャルクレジットカードは不可となっています。
海外レンタカーの契約にクレジットカードが必要な理由はこちらでご紹介しています。
!注意!
必要書類の不備によってレンタカーを契約出来ない場合、キャンセル料100%となり返金はありません。お気を付けください。
「予約してあるのに貸してくれない。支払い済みのはずなのに追加請求されそうだ。」とアメリカ本土にいらっしゃるお客様から連絡をいただきました。
アメリカのレンタカー契約に必要な書類を1点ずつご確認いただきました。
①日本の運転免許証(※日本国外発行免許証不可)
②国際運転免許証
③クレジットカード
④レンティングカーズの予約確認書・プリペイドバウチャー
すると④レンティングカーズの予約確認書・プリペイドバウチャーを現地スタッフに提示していないことが分かりました。
プリペイドバウチャーとは「予約や代金支払いと引き換えに発行され、提示することでバウチャーに記載されたサービスを受けられる書類」です。
バウチャーを提示していないため、代金未払と思ったレンタカー会社の現地スタッフがその場で料金の支払いを求めたことが原因でした。
代金支払い済みの証拠である大事なプリペイドバウチャーは、必ず印刷してご提示ください。
!注意!
必要書類の不備・不提示によってレンタカーを契約出来ない場合、キャンセル料100%となり返金はありません。お気を付けください。
「なぜか契約出来ないと言われて貸してくれない。なんとかして。」とハワイ営業所のカウンターにいらっしゃるお客様から連絡をいただきました。
①契約者名義の日本の運転免許証(※日本国外で発行された免許証不可、国際運転免許証のみ不可)
②契約者名義の物理クレジットカード(※バーチャルクレジットカード、デビットカード不可)
③レンティングカーズの予約確認書・プリペイドバウチャー
必要書類3点をすべて提示しているとお話するお客様と1点ずつ確認をしたところ、「日本国外で発行された運転免許証」を提示していたことが分かりました。
レンティングカーズのプラン内容や料金は、日本在住で日本の運転免許証をお持ちの方のみご利用いただける特別お得な料金です。 日本国外で発行された免許証をご利用の場合はお得な料金をご利用いただけません。日本で発行された運転免許証をお持ちでない場合、せっかくご予約いただいたお得なプラン内容や料金を現地で放棄することになります。
国外発行免許証を提示した場合
(1)バウチャー料金とは別途追加料金を支払う契約をすることでレンタカー利用が可能な場合、または、
(2)予約済みバウチャーは利用不可となり、一般向けの料金で契約可能な場合があります。
各レンタカー会社により(1)または(2)の判断は異なります。(2)の場合、バウチャー未使用であっても書類不備でお客様都合のキャンセルとなり、基本的に返金はされません。
!注意!
必要書類の不備・不提示によってレンタカーを契約出来ない場合、キャンセル料100%となり返金はありません。お気を付けください。
「予約がないと言われ予約時と違う料金を提示されている。どういうことですか?」と連絡をいただきました。
調べしたところ確かにレンティングカーズで予約をしておりレンタカー会社の予約番号も発行されていました。レンタカー会社の予約番号とは、レンタカー会社が予約完了の証として正式に発行するもので「レンタカー会社の予約番号が発行されている=予約が完了された証拠」です。
「『予約番号〇〇〇〇〇〇』で現地スタッフに再確認してもらえますか?」とお願いしたところ、お客様の手元にあるバウチャーのは「予約番号△△△△△△」とのこと。予約番号の不一致で「予約がない」と言われたことが判明しました。
なぜ本来の予約番号とは別の予約番号のバウチャーを提示してしまったのでしょうか?それは予約の回数にありました。
このお客様は予約を変更していたため、間違えて変更前の予約のプリペイドバウチャーを印刷、提示してしまっていました。
契約書には必ずレンティングカーズが予約時にお送りするバウチャーに書かれたConfirmation Numberという予約番号が記載されます。予約番号とは異なる番号が記載されている場合は、重複予約分の他の予約内容で契約されていることになり、料金が異なるだけでなく料金に含まれる保険補償やオプションも異なる可能性があります。
!注意!
必要書類の不備・不提示によってレンタカーを契約出来ない場合、キャンセル料100%となり返金はありません。お気を付けください。
「予約がないと言われて契約出来ない。そちらのミスだからなんとかして」とお客様からご連絡をいただいたことがあります。
確認すると予約番号は正しく発行されています。プリペイドバウチャーやその他の必要書類をすべて提示してもレンタカー会社の現地スタッフは「予約が無いから」の一点張り。
予約番号とはレンタカー会社が予約完了の証として正式に発行する番号でなので、レンタカー会社は予約を「受け付けています」。 お客様にご協力いただき、プリペイドバウチャーに「予約されていないから貸せない」と係員の署名を一筆もらうことしました。
すると・・・
「予約がない」はずだった係員が、「実は空車がないから貸せない」と言い出しました。
お客様が予約した車両以外のカテゴリーにも空車がなかったため、「予約がない」といえば引き下がると思われたようでした。
レンタカー会社の現地スタッフから「空車がないから貸せない」と一筆をもらうことで、レンタカー会社側の原因が証明され予約時にお支払いいただいた料金の返金と、近隣の他のレンタカー会社での契約してご利用いただくことができました。
!注意!
書類に不備がないのに「予約がない」「貸せない」と言われた場合は、レンタカー会社に責任があること(理由)を明記した文章と現地で対応したスタッフの署名を、必ず要求してください。のちのレンタカー会社との返金交渉に必要です。書面が無いままで交渉しても、「契約書に契約者の署名があるため返金不可」との回答しか得られません。
レンタカー会社からの返金が認められない場合、バウチャー料金はたとえ未使用であってもキャンセル手数100%となり返金はされません。
「ミニバンで予約したのに、車がないからと違う車種カテゴリーを違う料金で契約させられている。 文句を言ったら『日本で予約先に返金してもらえるから心配ない』といわれたから、私達に不備はないので差額も負担していただけますよね?」とワイキキ営業所で契約中のお客様よりご連絡をいただきました。
お客様に詳しく確認したところ、予約済みカテゴリーのミニバンに空車がないためSUVを提示されていました。そして、空車が無いことが理由なのに、契約書にはSUV車両へのアップグレード料金が追加記載されていることが判明しました。
まず、「日本で予約先に返金してもらえる」は嘘です。
アップグレードをする際、レンタカー会社に原因がある場合は予約より高額のカテゴリー車種であっても「変更手数料ゼロ」でお客様に提供する義務がレンタカー会社にはあります。
たとえアップグレート車両がなくダウングレード車両を提供する場合でも「変更手数料ゼロ」で、「支払い済み金額との差額が発生した場合は、差額はレンタカー会社が負担」になります。 お客様に負担がないようにレンタカー会社には手配義務があるのです。
しかし現実は「帰国後に返金してもらえるから」などと言い含め、口約束のみでアップグレード料金込みの契約書上に署名させる係員もいるのです。
お客様ご自身を守るため、レンタカー会社に原因がある証拠を残してください。証拠は契約書に理由と担当者のサインをもらうだけでも構いません。
レンタカー会社に原因がある証拠がない場合、レンタカーご利用後にレンタカー会社にクレームをあげたとしても、「契約書に契約者本人のアップグレード了承のサインがある以上、返金しない。」とすべてのレンタカー会社が回答します。 本当です。
それほど契約書上の署名は有効なのです。欧米における署名は日本の押印と同様の法的効力を持ちます。押印ではないからと安心してはいけません。
!注意!
レンタカー会社に責任があることを明記した文章とレンタカー会社の現地スタッフ(担当者)の署名を、必ず要求してください。のちのレンタカー会社との返金交渉に必要です。書面が無いままで交渉しても、「契約書に契約者の署名があるため返金不可」との回答しか得られません。
レンタカー会社からの返金が認められない場合、バウチャー料金はたとえ未使用であってもキャンセル手数料100%となり返金はされません。
「車がないと言われて契約出来ない。なんとかしてください」とお客様から連絡をいただいたこともあります。
お客様にご協力いただきレンタカー会社の現地スタッフに空車状況を確認したところ、本来戻ってくるはずのレンタカーが利用延長されて営業所に返却されておらず、他の車種カテゴリーにも空車もない、本当にレンタカーが1台もないためとわかりました。
繁忙期だったことと返却予定のレンタカーが戻らなかったことが重なってしまった非常に珍しいケースですが、空車が一台もないレンタカー会社側の事情であるため、係員の理由説明と署名をもらっていただきました。
ご帰国後の調整でレンタカー会社理由による全額返金を行うことができました。また、お客様は近隣の他のレンタカー会社で新たに利用することができました。
!注意!
レンタカー会社に責任があることを明記した文章と係員の署名を、必ず要求してください。のちのレンタカー会社との返金交渉に必要です。書面が無いままで交渉しても、「契約書に契約者の署名があるため返金不可」との回答しか得られません。
レンタカー会社からの返金が認められない場合、バウチャー料金はたとえ未使用であってもキャンセル手数料100%となり返金はされません。
ご帰国後のお客様より「契約時に『未払いだから』と言われて支払い済みのはずの料金を2重請求された。返金してほしい」とご連絡いただきました。
詳細をお伺いすると、レンタカー会社の現地スタッフから「予約はされているが料金が未払いです。今支払わなければ貸せません」と言われたとのこと。
これは現地スタッフの理解不足による誤った案内です。
レンティングカーズで予約すると同時にレンタカー会社のシステムにも予約内容が反映され、支払い状況やプラン内容や料金を確認できるようになります。しかし、このスタッフは誤った認識で間違った説明をしたため、お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。
もちろんお客様は予約時に支払い済みであるため、バウチャーを適用し契約時に提示されたクレジットカードに返金してもらいました。
「貸せない」「車がない」「予約がない」などと言われた場合は、その場で理由を確認してください。
もしも契約条件を満たしていない場合は、契約条件に合うようにご対応ください。
条件を満たしているにもかかわらず契約出来ない場合や変更手数料を上乗せされそうな場合などは、お客様自身を守るために、その場で係員に“理由”を記載した署名を要求してください。
説明に納得できない場合や、係員の対応に問題がある場合は、遠慮なく営業所の責任者・マネージャーを呼び出して手続きをしてください。
(1)「レンティングカーズご予約バウチャーが未使用の場合」
「契約出来なかった理由・日付・係員名」文書をその場でもらい、ご帰国後にjapan@rentingcarz.comまでお知らせください。
レンタカー会社側理由により契約出来なかった場合は、調査後に全額返金されるケースもあります。
(2)「車両を変更して利用した場合」
通常レンタカー会社都合の場合は、車輛変更手数料はかかりません。
にもかかわらず契約書に“Upgrade Fee”などと手数料が加算されている場合があります。
レンタカー会社都合にもかかわらず変更手数料を請求されたら、「変更しなければならなかった理由・日付・係員名」文書をその場でもらいます。
この時点で変更手数料は0に修正される筈ですが、万が一修正されない場合はご帰国後に、japan@rentingcarz.comまでお知らせください。
レンタカー会社側理由により契約出来なかった場合は、調査後に手数料返金手配を行います。
契約書に署名・利用したということは、各レンタカー会社はお客様が契約書に記載されている条件や変更手数料に無条件で同意したと見なします。
利用完了後に「返金するって言われた」「空車が無いと言われたからなのに」「手数料はゼロと言われた」といくらレンタカー会社に異議申し立てをしても、「署名している」と言われて終了です。
原因がレンタカー会社側にあるという証拠の文書さえあれば、利用完了後に異議・返金申し立てに対し非常に有利になります。
またとても残念なことですが、中には堂々と間違った案内をしたり、なんとかアップグレード手数料を得るや契約させるためにあの手この手使って署名をさせようとする係員もいます。
海外では「なんだかおかしいな」と思ったらまずその場で理由を確認し、おかしい!と主張してください。
納得いかないまま黙って署名したり、帰国後なんとかなるだろうとその場で署名し利用した後では、異議申し立てはできません。
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