交通ルールを守るドライバーが多く、レンタカー旅行で人気の国ドイツ。
16の自治権を持つ州によって成り立つ連邦制国家のドイツは州ごとに異なる魅力や見どころがたくさんあり、縦横無尽に動けるレンタカーはドイツ旅行の移動手段として多くの日本人が利用しています。
今回はそんなドイツのレンタカーで行きたい・見たい絶景スポットを紹介します!
水面に映り込む橋の姿は真円を描いていて、寸分の狂いなく美しい景色から悪魔がつくったと言われるほど。精巧な設計と手作業でそれを実現する技術と根気は生真面目といわれるドイツの国民性を感じます。
日本の眼鏡橋はその名の通り円が2つ繋がっているという違いはありますが、ラコツ橋も眼鏡橋も水面に映るすがたは見事な円形。公園の中にあるということで青々とした緑が背景を彩るところもどことなく似ていて、日本から遠く離れたドイツで日本と錯覚するような景色を楽しめます。
ラコツ橋があるのはドイツとポーランドの国境近くにある街クロムロー(Kromlau)のThe Azalea and Rhododendron Park Kromlauという公園。ドイツのザクセン州に位置し、ザクセン州の州都ドレスデンからレンタカーで約1時間40分。ベルリンからもレンタカーで約2時間30分と十分日帰りできる距離です。
300ものシュプレー川の支流が織り成す緑豊かな水の郷シュプレーヴァルト。
19世紀後半に鉄道が通るまで小舟が主な移動手段だったこの地域は、ユネスコ生物圏保護区に登録され、観光客向けになったもののシュプレー川の小舟(カーン/Kahn)などの文化を残しています。
森林の中を小舟で巡るボートツアーは1番短いコースでも2時間ですが、行きたい場所や所要時間をカスタマイズできるプライベートボートツアーもあります。他にも宿泊付きアクティビティ、サイクリング、自然保護区の自然を観察するなど豊富な楽しみ方があります。
ベルリンからレンタカーで約1時間半。直通電車もありますが1時間に1本だけなので、時刻表に縛られないレンタカーを利用して心ゆくまで楽しみたい場所です。
ドイツのライン地方のお城は17世紀の戦争でその多くが壊れてなくなったり修理により姿を変えたりしていますが、このエルツ城は1度も侵略をされたことがなく、建てられた当時の姿のまま残っているドイツでも珍しいお城です。
12世紀に造られてから約900年の間、代々エルツ家が所有していることでドイツ国内でとても有名で、ドイツ三大美城のひとつと言われているのだそう。
エルツ城は観光客に開放されていて駐車場が完備されています。2つある駐車場のうちエルツ城に近いのはP1の駐車場。エルツ城の駐車場は現金支払いのみなので小銭の用意を忘れずに。
ケルンからレンタカーで約1時間30分、フランクフルトからはレンタカーで約2時間です。
南ドイツの小さな町ブラウボイレンのすぐ側にある神秘的な青い湖。ドイツ第2位の湧水量を誇るカルスト泉で、季節や天候に大きく左右されながら、光の当たり方で青や青緑色に変化する印象的な泉です。
お天気が優れない時は行き先を変えて「南ドイツで最も美しい図書館」があるヴィブリンゲン修道院に行けるウルム宿泊がおすすめです。
シュトゥットガルトからレンタカーで約1時間、ミュンヘンからレンタカーで約2時間なので日帰り観光も十分可能です。
ドイツ3大名城の1つに数えられるホーエンツォレルン城。プロイセン国王、ドイツ皇帝を輩出した名家ホーエンツォレルン家の居城として11世紀に創建され、戦争で破壊される度に再建されてきた歴史があります。
山頂にあり、日によっては雲海の上に浮かんで見えることから「天空の城」とも呼ばれる美しいお城。
皇帝の冠やプロイセンを大国に押し上げたフリードリヒ大王の遺品などが収められた宝物庫や、プロテスタントとカトリックの2つの礼拝堂が見れる城内ツアーは参加の価値あり!
全長400kmを超える遊歩道と約50kmのサイクリングルートがある自然豊かでとても大きな国立公園。その広さはなんと国境を越えてお隣の国チェコまで続いているのだとか。
バスタイ橋と周りは大きな奇岩は圧巻の一言。ドイツにいることを忘れてしまいそうな、物語の中に居るかのような、不思議な魅力で人々を引き付ける風景です。
ドレスデンからレンタカーで約40分。
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